輿水忠比古さんは、日本自然科学写真協会の会員で、私の古くからの知人で、山岳写真家です。
普段は、中版カメラを背負ってすばらしい山岳写真を撮影していますが、デジタルカメラを手にすると、なんと、昆虫写真家に変身です。マクロ撮影に有利なデジタルカメラの利点を生かし切った写真を発表して下さいました。

写真展は，構えたところがなく、リラックスしてみることができます。入ってすぐのひまわりの写真、上の写真とミツバチの位置がちがうのが分かるかな・・・。

今回展示の写真は、すべて自宅のインクジェットプリンタでのプリントアウトだそうです。自宅で自分でプリントするメリットとして、イメージした色をとことん追求したプリントができることと、すぐに大伸ばしして、作品としての質の確認ができることがあげられます。今回の輿水さんの作品には、そんな色彩へのこだわりがあらわれています。