カラムシのたくさん生えている場所で観察。
よく探すと,カラムシの葉が二つ折りになって,
合わせ目が糸でつないであるのを見かける。
これはアカタテハの隠れ家。
下から覗くと,白い蛹が見えた。
「ちょっと失礼。」と言いながらそっと開かせてもらう。
中にアカタテハの蛹と,幼虫の抜け殻がある。
蛹の背面の突起は,なんと金色をしている。
自然界でこうした金属光沢色をしているのを見ると不思議だ。
突起を目立たせるためなのだろうか。
E-5 50mm+EC20
(長野県富士見町境)