2012年9月15日
アカタテハの蛹

 


 

カラムシのたくさん生えている場所で観察。
よく探すと,カラムシの葉が二つ折りになって,
合わせ目が糸でつないであるのを見かける。
これはアカタテハの隠れ家。

下から覗くと,白い蛹が見えた。

 

「ちょっと失礼。」と言いながらそっと開かせてもらう。
中にアカタテハの蛹と,幼虫の抜け殻がある。
蛹の背面の突起は,なんと金色をしている。
自然界でこうした金属光沢色をしているのを見ると不思議だ。
突起を目立たせるためなのだろうか。

E-5 50mm+EC20

(長野県富士見町境)


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信州諏訪自然写真館
酒井雅秀