山間の溜池は,すっかり結氷して,表面に霜が降りていた。
朝日が当たりだすと,この白い霜はすぐに解けてしまう
霜は,水中に草が密生している場所に多く発生する。
氷の上にわずかに出た葉先などを起点に,
針状の霜が放射状に成長している。
もう少し気温が低くなると,羽毛状に成長する。
左の写真では,少し羽毛状になりかけている。
霜の観察の後は,溜池に流れ込む小川を見る。
飛沫氷は大きく成長していて,見応えが出てきた。
朝日に光る飛沫と,日陰で怪しく輝く氷が対称的
様々な形をした氷が無数にあり,
いくら見ていても飽きることはない。
いよいよ冬の自然の芸術は,本番となった。
D3200 85mm
(長野県茅野市 御射鹿池,笹原溜池)