2013年1月11日
モズの観察

 


 

 

全面結氷した湖上の水鳥たちは,動きが少なく,
良い場面は撮影できそうもなかった。
しかし,岸の葦の間で,盛んにえさを捕るモズは,
とても活動的で面白い被写体だ。
そこで,年末にもよく撮影をしたのだが,
今日もモズの観察をすることとした。
モデルは,いつもの顔見知りのモズくん。
少し高い枝や葦にとまって,じっと地面を見つめている。

 

狙いを定めて飛び立ち,地面に降りる。
そして何か小さなものをつついて食べる。
草の種だと思うのだが,よく見えない。
それにしてもモズは,よく小さな食べ物を,
見つけることができるものだと感心する。
視力がとんでもなく良いのか・・・。
着地した場所からほとんど歩かずに何かを食べているのだから,
飛び立つ前には,餌を見定めていることになる。
いくら観察していても飽きないものだ。

E-M5 75-300mm

(長野県岡谷市 諏訪湖畔)


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信州諏訪自然写真館
酒井雅秀