線路端の枯れ草の土手にキタテハが日向ぼっこしている。
わずか100メートルくらいの土手に10頭くらいいるように見られる。
上は,越冬した割にとても羽のきれいな個体。
羽を開いて陽をいっぱいに浴びていた。
体の温まった個体は,左のように羽を閉じてとまっている。
時折通りかかる他の個体を追いかけて縄張り争いをする。
左はぼろぼろの個体。こんなに羽がなくなっていても,
縄張り争いをするときの飛ぶスピードは変わらない。
そういえば,3月14日から,ローパスフィルターレスのカメラを使っている。
撮影した画像をピクセル等倍で見てみた。キタテハの目の周辺だ。
複眼から生えている細かな毛や,体毛を見てもモアレは見当たらない。
フィルムと比べても,粒子のざらつきが無い分,解像感は良いように思う。
D7100 105mm
(長野県諏訪市末広)