珍しく諏訪湖で,コチドリを見た。3羽。
春の渡りの途中で一休みするために湖畔におりたのだろうか。
春になったばかりの諏訪湖畔には,干潟のようなゴカイやカニはいない。
何を食べているのだろうとよく見ると,小さな雑草の芽をつついている。(左の写真)
打ち上げられた流木と葦の中も良くつついている。(右の写真)
コチドリの色合いは,砂利の中で保護色となる。
上の写真の中央に左は1羽,右は2羽いるのだが,
全く目立たないことが解る。
頭の白と黒の模様が,頭の形を解らなくしている効果があるようだ。
コチドリを観察していると,とにかく良く動く。
歩き回りながら何かをつついたり,
一斉に走り回り,移動を繰り返している。
また,時折飛び立ち,
「ピルピルピル・・・・」と鳴きながら移動する。
以前,谷津干潟でチドリの観察をしていたときのにぎやかさを思い出した。
D7100 300mm(一部トリミング)
(長野県岡谷市 諏訪湖畔)