登山道脇の少し広い場所にザックをおろして一休み。
地面を何気なく見ると,5〜6ミリの小さな穴が何十と開いている。
これはもしや・・・。しばらく見ていると,穴にふたをするように黒い顔が出てきた。
ハンミョウの幼虫の巣だったのです。
ハンミョウの幼虫は,こうして,通りかかる他の昆虫を待ち伏せしているのです。
ここでは,標高が2000メートルもある場所なので,主にアリをえさにしているのでしょう。
ハンミョウ釣りを試みましたが上手くいきませんでした。
子供の頃もあまりハンミョウ釣りは上手くなかったから,しょうがない。
右の写真の個体は,顔が緑色に反射しています。
何ハンミョウの幼虫なのかは,私には判りません。
D7100 150mm
(山梨県北杜市)