他の昆虫が少なくなった今,カメムシがよく目立つ。
今まで,林や草むらにいたものが,
樹の幹や,人工物の上で日向ボッコするようになったせいもあるだろう。
上は,駐車場の横のケヤキの幹にいたオオトビサシガメ。
体も大きく,かなり強そうな印象を受ける。
頭を拡大すると,とても太い口が確認できる。
この太い口で獲物をしとめて,体液を吸う。
同じく,隣の樹では,エサキモンキツノカメムシが日向ボッコ。
背中のハートマークがすてきなきれいなカメムシ。
上から顔をアップしてみた。
輪郭の緑にかけてきれいなグラデーション。
赤い単眼も確認できる。
いつもの時計台に行ってみた。
いつも通り,ホソハリカメムシが目立つ。
撮影を始めると,体を少し起こして,警戒のポーズをとった。
ブチヒゲカメムシは,よく歩き回っていた。
ステンレス製の丸い手すりの上には,
ツノカメムシの仲間。
メスだろうか。体色全体が赤褐色を帯びている。
正式な種名は判らない。
4ミリくらいの小さなカメムシが歩き回っていた。
羽が透明なすっきりした模様の種。
正式な種名は判らない。
この写真は,60%くらいをトリミングしてある。
ここでカメムシ以外,番外編。
時計台には,カメムシ以外も集まってくる。
クロウリハムシが数匹。
写真を撮ってみると,意外に精悍な形のハムシだと気づいた。
色も黒とオレンジのコントラストが良い。
テントウムシもたくさん集まり始めていたが,
これから数が増えると思う。
斑紋変化が大きいので,これからが楽しみ。
今日は,黒色・4紋型の個体を撮影。
E-5 50mm+EC20
(長野県諏訪市)