例年より,1ヶ月遅れ。カワアイサの群がやってきた。300羽くらいだろうか。
丁度お昼時。活発に泳いでいる個体もいるが,ほとんどはお昼寝中だった。
これからどんどん増えて,1000羽を超えるようになるのだろうか。
そうなると,ワカサギ漁の漁師さんたちの頭が痛くなるようだ。
しかし,20年以上前までは,カワアイサは,
長野県のレッドデータブックに載っている珍しい鳥だった。
それが,2000羽を超える年もあるごく普通の種になってきた。
それだけ,えさとなる,諏訪湖の魚も豊富である証拠と言える。
1羽のメスが,群から離れて泳ぎ出したので,しばらく追ってみる。
反逆光から,逆光へと光線状態が変わって行くにつれ,
湖面と鳥のシルエットが変化していき美しい。
D7100 400mm
(長野県岡谷市)