岸の葦の茎に氷玉が光る。 ここ数日,冬の気温に戻り,マイナス10度程度まで下がった。 この寒さと,風による波が作り出すのがこの氷玉。 まん丸のものはなく,たいがい上下がつぶれて,算盤のコマのようなものが多い。 中には,何段にも重なり,サザエの貝殻のようなものも見られた。
葦の茎1本ずつにできるので, 葦の群生している場所では,となり通しがくっついて, 大きな氷に成長している。これもまた美しい。
E-5 150mm
(長野県岡谷市)