今日は,エルタテハの集まる,標高1100メートル位の小山の頂上付近,
白樺の樹を見に行った。10頭前後のエルタテハたちが,集まっていた。
越冬開けというのに,羽に傷のほとんどない,きれいな個体も撮影することができたが,
ほとんどの個体は,越冬の厳しさを物語るように,羽はボロボロだ。
この時期,白樺は,花を咲かせて新芽を伸ばすために,
地中から水を勢いよく吸い上げる。
傷ついた樹皮や枝の裂け目などからは,樹液が滴り落ちてくる。
エルタテハたちは,この樹液を求めて集まってくる。
ひとしきり樹液を飲むと,お気に入りの場所で,しばし日向ボッコ。
そしてまた,樹液を飲むことを繰り返している。
D7100 150mm
(長野県茅野市)