今日はヒメギフチョウを見に行った。
朝,気温が上がり始めると,どこからともなくふわーっと現れ,
カタクリの花を渡り歩き吸蜜する。
この場所は,ヒメギフチョウとカタクリの花の組み合わせで撮影できる
数少ない場所なので,とても人気があり,今日も撮影に訪れている人は,
10人以上となった。吸蜜を始めると,シャッター音の嵐となる。
気温がかなり上がり,蜜もお腹いっぱい吸った後は,
長く飛び回り,なかなか花にはとまらなくなる。
時折,思い立ったかのように,比較的平な場所に舞い降り,日向ボッコ。
木道や,人が踏みつけた枯れ草のじゅうたんなどはお気に入りの場所。
1頭の羽化したてと思われるメスを追っていると,
通りかかったオスがアタック。
メスは,前羽を起てて,交尾拒否をしている。
このメスには,何回かオスがアタックしたが,
交尾に至ることはなかった。
E-5 50-200mm+EC20
(長野県東筑摩郡朝日村)