標高1700〜1900メートルの亜高山帯では,まだまだヒメギフチョウは活動中。
だいぶ擦れている個体が多いが,オスもまだ多く,吸蜜に訪れる。
花を咲かせている植物と言えば,タチツボスミレが一番多いので,
枯れ草の中に潜っての吸蜜となる。
エイザンスミレの群落があり,そこに訪れてくれないかと待ったが,
とうとうやって来てはくれなかった。残念。
メスの産卵を撮影したかったのだが,少し遅かったと思う。
例年より早いと思う。
食草の周りを舞うメスも見られたが,産卵には至らなかった。
食草の卵を確認すると,数カ所で合計100個を超える数が確認できた。
自然の中で確実に種が繋がっていくのはうれしいことだ。
D7100 150mm,TG-2
(長野県 八ヶ岳山麓)