林縁を観て歩くと,様々な種の蛾が飛び出てくる。
中でも,10ミリ以下の小さな蛾の美しさには驚く。
上は,クロモンベニマルハキバガ。
怪しく紫に輝く紋や,銀色に光る筋。
見入ってしまう美しさだ。
先のキバガに似ているが,こちらはハマキガの仲間。
モンギンスジヒメハマキ。
銀色の筋に,黒い怪しげなクモの巣状の模様。
以上の2種は,模様がかなり酷似している。
この模様は何を意味しているのだろうか。
そして,最も不思議なのがこの金色の蛾。
ホソオビヒゲナガ。
羽と体の金色もだが,その触角の長さにもびっくり。
こうした蛾たちの,金色や銀色の金属色は,
どうして自然界に取り入れられていったのだろうか。
D7100 150mm
(長野県諏訪市,茅野市)