そろそろかなと,クロスジフユエダシャクを観に行った。
雑木林には,無数の個体が飛んでいた。
見渡したところ,優に数百頭。林全体だと,数千・・いや数万頭か。
オスがこんなに乱舞しているのだから,メスもいるはずと,
メスのとまりそうな幹や枝などを観るが全く見つからない。
これから羽化してくるのだろうか。
天敵の少ない季節に羽化してくるフユシャクにも,
意外な天敵があった。ケチヂミザサ。
ケチヂミザサの種の粘液に捕まって,
逃れられなくなった個体をたくさん観た。
これも,自然淘汰として仕方ないことなのだろう。
E-5 50mm+EC20,TG-2+GYORO8
(山梨県北杜市)