2015年2月28日
小さな春を観に,山麓へ

 


 

もう,小さな春に出会えるのではないかと山麓へ。
ヤマハンノキを中心にした,山麓の雑木林。
人の手が入っているので,
低木はなく,日が差し込み暖かな印象だ。
まずはこの写真の右奥に見える,細い3本の樹のもとへ。

 

マルバマンサクのつぼみ。
つぼみが開き始めて,黄色の花弁が見える。
気温はまだマイナス3℃なので,
すぐには開花しないだろうが,
その時を待っているのだろう。

 

足下の雪の間を探すと,出ていた。
ザゼンソウの芽。
細く,まだ小さな物が多い。
が,確実に日々成長しているに違いない。

 

探して観て歩くと,
やっとザゼンソウらしいつぼみを見つけることができた。
色の濃い物も見つかり,見に来たかいがある。

林を出て,土手のフキノトウを。
まだ,直径20mm程度だが,丸く膨らんできていた。
ところが,その周りには,既に採られた跡がある。
もう少し大きくなってから採れば良いと思うのだが・・。

D5100 85mm

(長野県茅野市)


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信州諏訪自然写真館
酒井雅秀