里山のウスバシロチョウは,既に数が少なくなってきたが,
標高1,000mを超える山麓では,最盛期に入ったようだ。
林の際の草をなめるように飛び交ったり,
明るい林の中をゆったりと滑空したり・・。
新緑とウスバシロチョウの組み合わせも,観ていてよいものだ。
飛んでいる個体は,オスが多いようで,
個体どおしが出会うと,一瞬絡むがすぐに単独飛翔に移る。
林間を飛び交う,無数のウスバシロチョウに,時を忘れて見入ってしまう。
D5300 10.5mm
(長野県茅野市)