今年も,ゼフィルスの季節が始まった。
最初に観られたのは,ウラゴマダラシジミ。
ゼフィルスらしくなく,尾状突起もなく,
ゴマシジミの仲間のようにも見えてしまう。
まだ,オスしか観ることはできず。
オスの羽の表は,紫色が濃い。
日陰にひっそりと潜んでいたのは,ウラナミアカシジミ。
夕刻,活発に活動する種なので,
朝や昼間は,うす暗い林の中で休んでいる。
細かな黒い斑紋が美しい。
葉陰で,ほんの少し羽を開いている個体も・・。
羽の表の無紋で,オレンジ一色の様子が少し分かる。
近くのクマザサの上,
残念ながら,羽化不全となってしまった個体がいた。
やはり,これだけ羽がしわの状態で固まってしまうと,
全く飛べないようだ。
E-5 50mm+EC20,D7100 150mm
(山梨県北杜市)