高原に朝日が射し始めると,
夜露でびっしょりと濡れた,クマザサの葉の上で,
ベニヒカゲは日向ボッコ。羽を乾かし始める。
よく観ると,体についている夜露を吸っているようだ。
少し日が高くなると,草原上を飛び始めた。
時々,葉にとまりながら,ゆっくりと朝日を浴びる。
だんだんと,草原より,土砂の表れた場所に集まってきて,
思い思いの場所で吸水を始める。
吸水をしたり,時々花で吸蜜したり,
ベニヒカゲたちの一日が始まった。
D7100 150mm,D5300 10.5mm
(長野県東御市)