今日は,諏訪湖のカイツブリ一家の観察。
親鳥2羽と,幼鳥2羽の家族。
ただ,オスと思われる個体は,単独行動が多く,
多くの時間は,この3羽で過ごしていた。
たまに休憩タイムなどは,4羽になることもあった。
幼鳥2羽は,少し成長がずれているようで,
1羽は,首から頭にかけての縞模様がしっかり残っているが,
もう1羽は,目立たなくなっていた。
体の大きさも少し異なるようだ。
こちらは,成長の遅い幼鳥。
頭の縞模様がはっきり観られる。
成長の遅い幼鳥は,まだ,自ら漁をすることができないらしく,
常に親鳥につきまとっていた。
もう1羽の幼鳥は,親鳥から一定の距離を置いて行動していて,
潜水して漁を行い,小魚や,テナガエビなどを食べていた。
親鳥は,ワカサギなどの魚を捕らえると,
しばらく見せながら泳ぎ,幼鳥と距離をとる。
幼鳥が近づいてくると,魚を水の中に入れたり,
反対を向いたりして,すぐには与えない。
そして,幼鳥にえさを渡すと,
魚をくわえた幼鳥に飛びかかり,沈める。
潜りながら,魚をくわえる練習なのだろうか。
親鳥もお腹がすくのだろう。
大きな魚を捕らえた時には,
幼鳥から距離をとって浮上し,
かなり苦労しながら飲み込んでいた。
がんばって子育てをしている親鳥。
羽繕いをして,羽の水切りをして,
一休み。
D7100 150-600mm
(長野県岡谷市)