雪が薄らと積もったので,福寿草を観に行った。
雪が地面を覆い,とてもすっきりとした姿を見ることができた。
まだ気温は氷点下なので,蕾は開いてこない。
柔らかな朝日を受けて,雪の解けるのを待っている様に見える。
花弁の上や,花の中には,雪が着き,
いったん解けて,再び凍りになった様に見られるものもある。
燈色の花弁の紅撫子を観ると,
開いた花のガクに当たる部分は,ほとんど透明になっていた。
花の中にも雪が残っている。
黄色の福寿草が,雪の中で,強いイメージなのに対し,
こちらは逆の,弱々しいイメージなのが興味深い。
S5Pro 150mm,E-M5 Gyorome8+45mm
(長野県諏訪市)