この時期,草原には,ミドリヒョウモンの姿が目立つ様になる。
他のヒョウモンチョウの仲間が少なくなるのと,入れ替わりに,
夏眠をしていたミドリヒョウモンが,一斉に出てくるようだ。
ちょうど,タムラソウの花が満開になるのに合わせる様に・・。
オスは,翅の痛んだ個体が多いが,逆に,メスはきれいな個体が多い。
オスは,メスを見つけると,執拗に追いかける。
たまにオスでも追いかける。
タムラソウに逆さにとまり,交尾拒否をするメスに,
2頭のオスが,盛んに求愛をしていたが,
当然交尾に至ることはなく,
しばらくすると,メスは,逃げていった。
近くの白樺や,松の幹では,産卵するメスも観察できた。
D5300 10.5mm
(長野県諏訪郡原村)