雨の合間に,林を覗いてみると,様々なキノコが観られた。
一番数が多く,よく目立っていたのが,この真っ赤なドクベニタケ。
小さな幼菌は,特に真っ赤でとても美しい。
成長したものは,浅い漏斗状となる。
ドクベニタケと,名前に毒がつくが,
図鑑やフィールドガイドなどでは,
毒キノコとしては扱っていないよう。
とても辛いとの記載もよく見る。
食べようという気は起きない。
こちらは,猛毒のニガクリタケ。
朽木から生えていることが多いが,
この様に地面から生えているのは,
一見,違うキノコと間違えてしまいそう。
食べられるキノコも・・。
丸い笠全体が,ヌルヌルとしたヌメリイグチの幼菌。
ハナイグチと共に,よく食べられている種だ。
細長くしっかりした茎の,オオキツネタケ。
食べられるが味は無い。食感は楽しめる。
E-5 50mm
(長野県諏訪市)