高台の時計塔に,テントウムシが集まり始めたので,
多くの個体の拡大撮影をした。
また,時計塔の壁では,白バックのすっきりした撮影ができる。
テントウムシは,斑紋変異がとても多いので,
こうして集まってきた個体を観察すると,
少しずつ異なった斑紋であることが判る。
上の写真は,最も多い,2紋型だが,
紋の形が,満月と三日月の違い。
この個体は,4紋と12紋。
12紋の個体ともなれば,
とても,2紋の個体と同じテントウムシとは思えない。
こちらは,赤黒の色の反転したもの。
紋の薄いものと濃い個体。
紋の消失した個体は観られなかった。
多くのテントウムシの集まる場所では,
こうした斑紋変異観察が,一度にできるので,とても良い。
E-3 50mm+EC20
(長野県諏訪市)