まだ,日の差し込まない,山麓の渓流。
倒木や,岸の草の葉などに成長した,
飛沫氷を観て歩く。
垂れ下がった,草の柄や葉に,成長した氷。
下部ほど太く成長し,水面近くで,水平に切れる。
流水域だからこそ観られる,独特の形状。
飛沫の激しく飛ぶ所では,
ゴツゴツとした,氷の塊が,幾重にも成長する。
複雑な形状に垂れ下がり,
とても美しい光景。
やっと朝日が差し込むと,
氷を作っている飛沫が,
日の光に輝いて飛ぶ光景が観られる。
E-5 50-200mm
(長野県茅野市)