諏訪湖に,カンムリカイツブリが多くなった。
長い白い首を立てて泳ぐ様は,
遠くからでもよく目立つ。
岸から20mほど離れた所から,
遥か沖の方まで,
数百羽が泳いでいるのが解る。
上の一部を切り取った写真だけでも,
48羽写っており,その数の多さが解る。
頭の上には,
名前の由来となる,
耳のように見える飾り羽がある。
すらっとした体つきは,
形の良い水鳥だ。
時々,潜水しては,餌となる魚を捕る。
上の左の写真では,
奥の個体が,コブナか,ヨシノボリのような魚をくわえている。
右の写真では,
右から3羽目の個体が,ブルーギルと思われる魚をくわえている。
周りの個体が,横取りしようと注目しているのが解る。
カイツブリの仲間なので,
水面を羽ばたきながら,走る行動が観られる。
カンムリカイツブリは,カイツブリと比較して,
かなり大きな水鳥だが,
水面を走れることは興味深い。
ひとしきり,漁をした後は,
首を縮めて,お休みタイムとなる。
こうして並べて比較すると,
羽の色が少しずつ,個体差があることが解る。
D7100 150-600mm
(長野県岡谷市)