諏訪湖は,冬は,強烈な西風が吹くので,
気温は,氷点下となっても,
なかなか結氷せず,波が岸辺に打ち寄せる。
波は,岸のヨシや石に当たり,
飛沫 ( しぶき ) を辺りに飛ばし,飛沫氷を創る。
飛沫氷は,最初は,ヨシや石を芯に成長するが,
次第に,氷自身の突起部分を芯に大きくなりだし,
芯の無い,半球状の氷が,水面上に迫り出てくる。
波で,水面が上下するので,
各々の氷の下面は,水平に切り取られたように,
平らな面となっている。
最後の写真のような,キノコのような形のものも多い。
D7100 150-600mm
(長野県岡谷市)