山麓に,ミヤマホオジロを観に行った。
朝の食事タイムになると,
どこからともなく,数羽の群れがやってくる。
オスは,頭と喉の羽が,
鮮やかな黄色で,とても美しい。
ホオジロの仲間らしく,
「チッ,チッ,チッ,・・・」と,
鳴きながら活動するので,
声だけで,やって来たことがわかる。
雪の解けた,明るい土手を歩き回り,
落ちている草の種などを探す。
なかなか,すっきりした場所には,
出て来てくれないが,
一羽が,雪玉の上で,
休んでくれた。
時々,植栽や木の小枝にとまり,
倒れたススキの種を食べる。
くちばしで,種をくわえているのが分かる。
地面では,ススキだけでなく,
茶色の種も食べていた。
土手で活動することが多いので,
枯れ草などにまぎれて,
見つけにくい小鳥だ。
上の写真では,矢印の先に
1羽ずついるのだが,
意外と頭の黄色も目立たない。
D7100 150-600mm
(長野県茅野市)