カタクリの花が咲き始め,蝶たちも,吸蜜に訪れるようになった。
多く観られるのは,スジグロシロチョウ。
春型の,翅の裏の地色が黄色い,美しい個体。
長時間,同じ花で吸蜜していた。
数は多いが,小さく,目立たないのは,コツバメ。
高く突き出した,カタクリの花は,
縄張りの見張り台としての利用が多いが,
時々,花の下側に回り込み,口吻も伸ばしている。
コツバメの短い口吻で,蜜まで届くのだろうか。
しばらく観察していると,ルリシジミがやってきた。
そして,長時間,同じ姿勢のまま吸蜜。
ルリシジミの口吻の長さでも,蜜が吸えているようだ。
シベをつたって,湿っているのかもしれない。
D7100 150-600mm,150mm
(長野県東筑摩郡朝日村)