2018年5月14日
キバネツノトンボ


 

 

荒れ地の草原に,キバネツノトンボが多く飛ぶ。
翅の黄色い色が美しい,ウスバカゲロウの仲間。
草にとまったところを観察すると,
大きな丸い複眼と,長い触覚が良く目立つ。

 

とまる時は,とまって,1〜2秒くらい翅を開いていて,
その後,すぐに翅を閉じてしまう。
とまるタイミングを観察しながら,
開翅した姿の撮影を狙う。

 

キバネツノトンボは,非常に飛翔能力が高く,
ほとんどの時間を飛んでいる。
メスを探すような飛翔をしたり,
餌となる虫を捕らえた個体から,
横取りしようとしたり・・・。

薮のような所にとまると,
この写真のように,
コセンダングサの種の鍵針に,
引っかかってしまうこともあるようだ。

 

E-5 150mm,D5300 10.5mm

(山梨県北杜市)


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信州諏訪自然写真館
酒井雅秀