荒れ地の草原に,キバネツノトンボが多く飛ぶ。
翅の黄色い色が美しい,ウスバカゲロウの仲間。
草にとまったところを観察すると,
大きな丸い複眼と,長い触覚が良く目立つ。
とまる時は,とまって,1〜2秒くらい翅を開いていて,
その後,すぐに翅を閉じてしまう。
とまるタイミングを観察しながら,
開翅した姿の撮影を狙う。
キバネツノトンボは,非常に飛翔能力が高く,
ほとんどの時間を飛んでいる。
メスを探すような飛翔をしたり,
餌となる虫を捕らえた個体から,
横取りしようとしたり・・・。
薮のような所にとまると,
この写真のように,
コセンダングサの種の鍵針に,
引っかかってしまうこともあるようだ。
E-5 150mm,D5300 10.5mm
(山梨県北杜市)