2019年3月25日
スジボソヤマキチョウ


 

 

越冬明けの,スジボソヤマキチョウが多く観られる。
まだ,咲いている花は少ないので,
小さな,オオイヌノフグリや,
ヒメオドリコソウで,吸蜜する。

 

ひとしきり吸蜜した後は,
枯れ葉の上に,体を斜めに倒して,
春の日差しを,翅全体で受けながら,
ゆっくりと,日向ボッコをする。
羽には,越冬時に着いた染みが多く観られる。

 

明るい雑木林の中を,
ゆったりと舞うオスが多く観られ,
春が感じられる光景。
翅の黄色が,まだ,枯れ葉色の,
林の中でよく目立つ。

気がつくと,頭上の,
クロウメモドキの新芽に,
メスが産卵をしていた。

 

E-5 150mm

(長野県茅野市)


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信州諏訪自然写真館
酒井雅秀