越冬明けの,スジボソヤマキチョウが多く観られる。
まだ,咲いている花は少ないので,
小さな,オオイヌノフグリや,
ヒメオドリコソウで,吸蜜する。
ひとしきり吸蜜した後は,
枯れ葉の上に,体を斜めに倒して,
春の日差しを,翅全体で受けながら,
ゆっくりと,日向ボッコをする。
羽には,越冬時に着いた染みが多く観られる。
明るい雑木林の中を,
ゆったりと舞うオスが多く観られ,
春が感じられる光景。
翅の黄色が,まだ,枯れ葉色の,
林の中でよく目立つ。
気がつくと,頭上の,
クロウメモドキの新芽に,
メスが産卵をしていた。
E-5 150mm
(長野県茅野市)