雪が降り,ミズバショウの花は,
根元は雪に埋まり,
苞に丸く雪をかぶった状態となった。
朝日が差し,雪が溶け始めると,
苞を包んだ雪がなくなってきて,
花本体も,よく観える様になってくる。
徐々に雪が溶け,
地面・根元まで観える様になる。
雪解けとともに,表情が変わる様を,
じっと観察していくと,
とても興味深い。
根元を覆っていた雪が,ほとんど溶け,
暖かな,湧き水の流れが,
各株の周りを流れる。
やがて,苞の上の雪も無くなり,
花全体が現れる。
雪の後のミズバショウは,
長い時間をかけ,多様な表情を見せてくれる。
D7100 150-600mm
(長野県塩尻市)