山際の林道沿いに,ツノハシバミの花が,目立つようになった。
ぱっと観ると,風になびく雄花序がよく目立ち,
車を走らせていても,ツノハシバミの樹があることが分かる。
雌花は,枝先や,枝の途中に直接咲いているが,
とても小さいので,近づかないと,確認できない。
樹の下まで行って,観察すると,
赤い花柱が,たくさん出ている,小さな花が確認できる。
雌花を拡大観察すると,赤い花柱の様子がよくわかり,
まるで,小さな赤い,イソギンチャクのように観られる。
毎年,春の林縁の散策で,
この花を観ることは,楽しみの一つとなった。
E-5 150mm
(長野県茅野市)