亜高山帯の,ヒメギフチョウも,今日で,3日目。
土手の,タチツボスミレでの吸蜜を中心に,観察した。
綺麗な個体が,吸蜜したり,日向ボッコしたり・・・。
100mあまりの長さの土手に,5〜6頭が観られる。
綺麗な個体が,次々に訪れて吸蜜する様は,
どの個体を撮影するか,迷ってしまうほど。
できるだけ,後翅の,赤い斑紋の発達の良い個体を,
(通称 : 赤あがりと,呼んでいる。) 選んで撮影する。
花から花へ,渡り歩く様を見上げると,
未だ暗い山麓の色に,鮮やかな,
黄色の翅が,映えて良い。
吸蜜している個体は,オスが多いが,
そのオスに,通りかかりのオスが,ちょっかいを出す。
2頭がからんで飛翔する場合が多いが,
すぐに分かれて,吸蜜行動に戻る。
陽が高くなると,スミレで吸蜜して休んでいた個体が,
近くのマメザクラに飛び上がり,
再び,ゆっくりと吸蜜を始めた。
D7100 150mm,D5300 10.5mm,D7100 150-600mm
(長野県伊那市)