今日は,標高2,000mの山麓で,ミヤマモンキチョウを・・。
日が差すと,すぐにオスたちが飛び始め,まずは,吸蜜モード。
幅広い黒帯と,翅縁のピンクの毛が美しい。
メスも,活動を開始するが,
オスのように,広範囲に飛び回ることはなく,
狭い範囲で,吸蜜を繰り返す。
翅の紅色の縁毛は,メスの方がよく目立つかな・・。
吸蜜は,最も頻繁に行われるのは,
食樹である,クロマメノキ。
このクロマメノキにとまったり,吸蜜する時は,
保護色となり,良く見失う。
特に,メスは,どこに居るのか分からなくなってしまう。
高下は,霧が沸き上がり,時々暗くなる。
そんな天候の変化に,ミヤマモンキチョウは敏感で,
パタッと,活動を停止する。
そして,また,日差しが強くなり始めると,活動を再開。
オスが,メスを見つけ,求愛飛翔をするシーンも観察。
ただし,オスもメスも,未だ羽化して間もなく,
成熟していないせいか,すぐに分かれてしまった。
D7100 300mm,90mm,D5300 10.5mm
(長野県東御市)