諏訪湖畔に沿った公園には,ヤドリギが多く,
ヒレンジャクが冬になると訪れる。
毎日,多くの野鳥愛好カメラマンが撮影に訪れ,
多い時には,50名を超えるようになってしまった。
最盛期も終わり,カメラマンもほとんどいなくなったので,
今日は,ゆっくりと観察をした。
尾羽の先が赤く,羽の縞が特徴の綺麗な野鳥。
群れで移動しながら,ヤドリギの実を食べたり,
高木で休んだり,湖畔で,水を飲んだり・・・。
群れの行動範囲は広いが,観察していると,
様々なシーンが観られ,興味深い。
ヒレンジャクは,樹にとまるとき,
比較的,個体どおしが寄り添うことが多いので,
複数個体を,1カットに納めることも容易。
多い時には,十数羽の枝に鈴なり状態も,
観ることができたことを思い出す。
ここに集まるのは,まず,採餌。
ヤドリギの,黄色い丸い実を,次々とほうばる。
ただ,撮影する側としては,
ヤドリギの薮の中なので,なかなか表情まで現せない。
そこで,すっきりとした場所の実を
食べにきた個体を探して,撮影するのだが,
想ったようなカットは,なかなか撮影することはできなかった。
D7100 150-600mm
(長野県岡谷市)