2020年8月27日
高原のヒョウモンたち

高原は，朝夕は涼しくなり，
夏眠後のヒョウモンチョウの仲間が，多く活動している。
草原には，マルバダケブキが多く咲き，
多くのヒョウモンチョウたちが訪れる。
なかでも，最も数が多いのが，ウラギンヒョウモン。
日本全国で観られる蝶だが，
高原で観ると，写欲が湧いてくる。

ウラギンヒョウモンに似ているが，
翅の表の地色がやや淡く，後翅外縁近くの目玉紋の無い
ギンボシヒョウモンも多く観られる。
ギンボシヒョウモンは，山地性の蝶で，
いかにも高原らしい光景と感ずる。

アザミに良く集まってくるのは，ウラギンスジヒョウモン。
全国的に数が減っているようだが，
この草原では，必ず観察することができる。
上左のカットの左上には，ギンボシヒョウモンも写っている。

草原では数が少ないが，
ミドリヒョウモンも吸蜜に来ていた。
オスはほとんど観られず，綺麗なメスが時々観られる。

D7100　10.5mm