標高1,000m近辺の山麓では,マルバマンサクが咲き始めた。 枝先から垂れ下がった,小さな花が春の訪れを告げる。
接写して撮影すると,結構綺麗な花なのだと判る。 名が細い花弁が,ゼンマイが伸びるように伸びていく。
少し離れて観ると,黄色でくっきりした花の割に,目立たない。 明るい林床の中でも,花が咲いていることにすら気づかないかもしれない。 事実,撮影していると,何を撮っているか問われることも数回合った。
D7100 85mm
(長野県茅野市)