今日も,ヒメギフチョウの産卵を観察した。
産卵観察は,三日目となった。
食草のウスバサイシンの群落の周りを,
時々葉に触りながら飛ぶ。
しばらく,群落の周りを飛び回り,
産卵に適した葉を見極めると,
すっと舞い降りて,産卵を開始する。
しばらく産卵すると,また次の産卵場所を探し始める。
こちらでも,カタクリの花の手前の,
小さなウスバサイシンの群落に狙いを定めて,
産卵する葉を選んでいるメスがいる。
背景は日陰で暗いので,陽に照らされた翅が映えて美しい。
林の低床に生える,小さなウスバサイシンに産卵するメス。
お腹を曲げて産卵しているのだが,卵は翅の向こうで見えない。
後翅の赤斑列が発達していて美しい。
D7100 150-600mm,150mm
(長野県東筑摩郡朝日村)