山麓の小川沿いのイタドリ群落に,
赤褐色のオトシブミを多く観かける。
オスの首が長く,触角も長い,
ヒゲナガオトシブミだ。
すらっとしたバランスの良い体型の甲虫。
メスは,首も触角も短く,
普通のオトシブミの体型に近い。
イタドリの葉を巻き始め,
ゆりかご作りを進めているメスも多い。
葉を巻いているメスの近くには,
常にオスがつきまとっていた。
多分交尾を狙っているのだろうが,
葉を巻いているメスは,
すでに交尾済みの個体なのではないだろうか。
最後のカットは,同じイタドリの葉を巻く,
ドロハマキチョッキリの巻きかけのゆりかごを,
行ったり来たりするオス。
しおれてきた葉に反応して,来たのだろうか。
D7100 150mm
(長野県諏訪市)