八ヶ岳の亜高山帯に広く分布する,ヤツタカネアザミ。
蝶たちにも人気が高く,多く吸蜜に訪れる。
中でも数も多く,美しくよく目立つのがクジャクチョウ。
秋の高原を代表する魅力のある蝶だ。
今年は,ヤツタカネアザミの花は,
ことごとくニホンジカに食べられてしまい,
咲いている花を探すのに苦労する。
左上のカットでも,クジャクチョウの左上の
2つの花は食べられてしまっている。
クジャクチョウの次に目立つのは,アカタテハ。
数は少ないので,しばしば視界から見失ってしまう。
ミドリヒョウモンのメスも時々観ることができた。
同じ花で長時間吸蜜する姿が観られた。
比較的数は多いが,小さいので目立たないのが,
北上しながら世代交代してやってきた,イチモンジセセリ。
D7100 150mm,10.5mm
(長野県茅野市)