雪が降ったので、山麓のザゼンソウを観に行った。
予想していた通り、雪の中から
ザゼンソウが顔を出していた。
臙脂色の濃い苞は数が少ない。
緑がかった薄い色の苞がこの場所では多い。
ザゼンソウの呼吸する空気の温度は、
外気より高いので、ザゼンソウを中心として、
円形に雪が溶けている。
林床の小さなザゼンソウは、なかなか目立たないので、
虫の目レンズでぐっと近づいて観ると、
圧倒的な存在感で絵にすることができる。
一株だけだが、毎年黄緑色のきれいな苞をつける株も咲いていた。
山麓も確実に春になってきた。
これから本格的な春に向かって急加速していく。
D7100 150mm、E-M5 Gyoro8+45mm
(長野県茅野市)