諏訪湖から流れ出る天竜川には、ミコアイサが多くなった。
特に水門直下では、水門から流れ落ちる魚を狙って多く集まる。
ミコアイサのオスたちの真っ白な羽の色と、
独特の目の周りの黒いパンダ顔は独特の雰囲気を醸し出す。
10羽を超える群れも珍しくない。
白いオスが多いが、群れの中には褐色の頭の
メスやオスの幼鳥も混ざっているのが判る。
群れは移動する時には川の下流に向かっては泳ぐが、
上流に向かう時は、一斉に飛び立って移動する。
飛んでいる時に観察すると、泳いでいる時はほとんど真っ白に観られるのに
羽はほとんど黒色なのが判る。羽の色・模様はオスとメスは変わらないことも判る。
もうメスへの求愛は始まっているようで
特定のメスを飛びながら追いかけるオスも、観察することができた。
D7100 150-600mm
(長野県岡谷市)