2025年1月5日
ミコアイサ

 

諏訪湖から流れ出る天竜川には、ミコアイサが多くなった。
特に水門直下では、水門から流れ落ちる魚を狙って多く集まる。
ミコアイサのオスたちの真っ白な羽の色と、
独特の目の周りの黒いパンダ顔は独特の雰囲気を醸し出す。

 

10羽を超える群れも珍しくない。
白いオスが多いが、群れの中には褐色の頭の
メスやオスの幼鳥も混ざっているのが判る。

 

群れは移動する時には川の下流に向かっては泳ぐが、
上流に向かう時は、一斉に飛び立って移動する。

 

飛んでいる時に観察すると、泳いでいる時はほとんど真っ白に観られるのに
羽はほとんど黒色なのが判る。羽の色・模様はオスとメスは変わらないことも判る。

 

もうメスへの求愛は始まっているようで
特定のメスを飛びながら追いかけるオスも、観察することができた。

D7100 150-600mm

(長野県岡谷市)


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信州諏訪自然写真館
酒井雅秀