蝶たちを呼ぶためにフジバカマを植栽する場所が、各地に増えてきた。
山間の畑地の中にも小さな植栽地が有り、今日はそこで観察をした。
天気も良く花も満開。100頭あまりの蝶たちが集まってきていた。
その中でも最も数が多いのはキタテハ。
キタテハは数が多いので2〜数頭が写るシーンを狙ってみた。
こうして撮影した個体を観察すると、
翅の裏の模様が完全に濃い褐色の越冬型の特徴の強い個体から、
夏型の黄色の名残の有る個体まで個体差が有るのが解る。
ヒョウモンチョウの仲間も多い。
多いのはツマグロヒョウモン、メスグロヒョウモンのメスも観られた。
蕎麦畑の向こうに村落が見える。蝶の舞う良い農村風景だ。
フジバカマを植栽する目的は、このアサギマダラを呼び寄せるのが第一の目的。
涼しくなってきたので、高い山から山間に下りてきて、さらに南下する。
大型で翅の浅葱色の半透明部の美しい蝶だ。
D7100 10.5mm
(長野県上伊那郡辰野町)