暑い日が続く。クモマツマキチョウを観に行った。
メスが一頭,じっと低木で休んでいた。
周りの樹々を探してみると,もう一頭が,少し高い枝で休んでいる。
日差しが強くなる前に,低木のメスの羽の裏を観察。
保護色にもなるこの裏の模様。黄色と濃い緑の鱗粉が入り乱れている。
2頭共に飛び始め,その内の一頭が,下草のヨモギで,日光浴を開始。
体が十分に温まるまで,羽を開いて日差しを受ける。
やがて飛び立ち,林の中に消えていった。
オスはと言うと,朝早く,2度目の前を通り過ぎただけ。
吸蜜に訪れるのも見ることはできなかった。
もうこの蝶の季節も終わりなのだろうか。
今年の見納めになると思う。
D7100 150mm,D3200 10.5mm
(長野県 北ア山麓)