今年は,季節の進み方が早い。
既にキバネツノトンボが,多く飛ぶようになった。
こうして写真で見ると,とてもかわいい顔をして,
愛嬌のありそうな昆虫に見えるが,
ハエやアブはもちろん,蝶も捕らえて食べる。
飛んできたものは,何でも一度は追いかけてみる獰猛なハンター。
とまっている時は,たいがい,羽を閉じているので,
前後の羽の模様が重なって見えている。
飛んできて,ものにとまった瞬間は,羽を開いている。
その後,段階的に羽を閉じ,休む体制を撮る。
このタイミングを計り撮影すると,羽を開いた絵となり,
前翅にはほとんど色や模様がなく,透明なことが判る。
D7100 150mm
(長野県諏訪郡富士見町)