昨日に引き続き,アイノミドリシジミを・・。
なかなか,アイノミドリシジミ特有の金緑色が,写せません。
横方向から写せば,どのミドリシジミも同じような青緑色になってしまいます。
前方から写せば良いのですが,撮影場所は,崖のような急傾斜地。
谷間を向いてとまるので,撮影するには,空中に浮かねばなりません。
真上から撮影すると,翅脈に少し,金緑色の反射が出ます。
この状態で,チョウが半開翅になると,
前羽だけですが,金緑色の強い光沢となりました。
さらに羽を閉じ気味にすると,まぶしいくらい,ギラギラと輝きます。
飛翔状態では,正面からの撮影のチャンスがありそうです。
日陰で飛翔すると,やはり,はね全体が青緑色となってしまいます。
日向では・・・。
こちらに向いた個体は,金緑に近い色となっているようですが,
面でなく,線に近く,物足りない感があります。
最後の頼みの綱は,吸水時。
ここで,羽を開いてくれれば,あらゆる角度から撮影ができます。
と,期待したのですが,
どの個体も,決して羽を開いてはくれませんでした。
この,羽の色の再現は,
来年も継続課題として残りそうです。
D5100 150mm,D7100 150-600mm
(長野県茅野市)