今年も,オオミドリシジミの季節がやってきた。
例年だと,6月25日前後の発生なので,1週間は早い。
新鮮な個体は,オオミドリシジミ独特の,
すっきりした緑青色の反射を見せてくれる。
上の2枚の写真は,最初の写真は曇天時。
次の写真は,晴天時。
太陽光が強いと,緑がかって観えることが判る。
いずれもとても美しいと思う。
翅の構造色は,光の入射方向と,観る方向で,
全く異なる色となり,オオミドリシジミらしからぬ色を呈する。
これも構造色の特徴なので,光の角度による,
色の違いを記録することは,とても興味深い。
翅の裏の地色は,明るい灰色だが,
この色も,光の反射角度や光源により変化する。
上の2枚の写真は,同じ個体だが,異なる色に観える。
最初の写真は,自然光日陰。
次の写真は,マクロストロボ2灯と晴天太陽光ミックス。
(ストロボは,1980年代のものだから,
色温度が下がっているのかもしれない・・。)
D7100 150-600mm,E-5 50mm+EC20
(長野県諏訪市)