2017年1月17日
ミヤマホオジロ


 

 

山麓が明るくなり,朝日が差し始めると,
ミヤマホオジロの群れが,
樹の枝先にやって来て,
「チッ,チッ,チッ,・・・・」と鳴き始めた。
黄色の頭の色が,とても美しく感じる。
枝の上に,薄ら積もった雪を,
突いては食べる。
朝一番の水分補給かな ?

 

しばらく,梢で鳴いて,
辺りをきょろきょろと見回す。
カメラのレンズを不思議そうに,かなり長時間見つめる。
首を傾げてみたり,横目で観てみたり・・・。
そして,群れは,一斉に。土手に降りた。
朝食タイムの始まり。

 

雪で倒れた草の種を,どんどんむしり取って食べる。
雪が降ると,落ちた種だけでなく,
草が倒れてくれるから,食べやすくなるようだ。

食事後は,お気に入りの枝に移動。
朝日を浴びながら,ゆっくりと休んでいる。
とてもリラックスしている様子が解る。

D7100 150-600mm

(長野県茅野市)


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信州諏訪自然写真館
酒井雅秀