雪が積もったので,ミヤマホオジロを観に行った。
柔らかな朝日が差すと,早速,群がやって来た。
1羽のオスが,桜の木に,倒れかかっている草の種を,採って食べる。
その下では,メスが,雪の中から出ているススキの種を,
穂を引っ張るような動作をして食べる。
メスが,他のススキに移ると,
今度は,別のオスがススキにやって来た。
穂の元をくわえて,先端に向け,
種を梳き採るような動作で食べる。
雪の重みで,折れているススキも多い。
そんなススキに,1羽のオスがとまり,
上手にバランスをとりながら,
小さな種を採って食べる。
ススキの枯れ穂にとまる個体が,多く観られる。
種だけでなく,穂に積もった雪も一緒に,食べているようだ。
倒れた草の種を食べていたメスの所に,
オスがやって来た。
種を食べるわけでもなく,メスの前で胸を張る。
求愛のディスプレーなのだろうか。
しかし,メスは横向いているのだが・・・。
10分くらい,大騒ぎで,種を食べた後,
群は,一斉に休みだした。
各々,お気に入りの枝で,ゆっくり休む。
今日は,冷え込んでいるので,
羽毛を起てて,まん丸になっている個体が多い。
D7100 150-600mm
(長野県茅野市)